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2011年9月29日木曜日

今の日本語学習者って…

私が日本語(にほんご)を教えて(おしえて)いるところは西部(せいぶ)アマゾン日伯協会(にっぱくきょうかい)というところ。日本語の授業(じゅぎょう)は第一期(だいいっき)(2月~6月)と第二期(だいにき)(8月~12月)に分かれて(わかれて)いて、たいてい第一期は600人、第二期は400人~500人が入学(にゅうがく)する。ブラジル内(ない)においても恐らく(おそらく)最も(もっとも)生徒(せいと)の多い(おおい)学校(がっこう)だと思う(おもう)。


私がJICAの青年(せいねん)ボランティアで派遣(はけん)された2000年は、今の半分(はんぶん)の生徒数にも満たない(みたない)、こじんまりとした学校だった。それが、土曜日の午後でも授業が受けられる(うけられる)ようになった4、5年前(くらいだったと思う)から、みるみるうちに生徒(せいと)が増えて(ふえて)いった。


ここ、マナウスにはフリーゾーンの工業地帯(こうぎょうちたい)があって、日本の企業(きぎょう)も40社(しゃ)以上(いじょう)進出(しんしゅつ)している。日本人出向者(しゅっこうしゃ)も多い。そうした会社で働いて(はたらいて)いるブラジル人はとてつもなく多い。ということで、「少しでも仕事がしやすくなれば」とか、「上司(じょうし)と日本語で会話(かいわ)ができれば」と日本語を習い(ならい)に来る人も多かったりする。


そうした人たちも、最初(さいしょ)は「すぐに日本語を話せる(はなせる)ようになって、上司とコミュニケーションをとる!」と夢(ゆめ)見てくるのだが、日本語を覚える(おぼえる)のはそう甘く(あまく)ない。半年(はんとし)勉強(べんきょう)してもすぐに成果(せいか)が見られないと、あきらめてしまう人も少なくない。


一方(いっぽう)で、最近特(とく)に増えてきているのが、日本のアニメファンの生徒たち。「アニメなんて!」などと、侮れない(あなどれない)。「日本のアニメを日本語で見たい!」と思ってくれるのなら、これまた立派(りっぱ)な動機(どうき)。更(さら)にコスプレなんかも流行っていて(はやっていて)、グループまでできてしまったらしい。一年に何度(なんど)かそうした話題(わだい)が地元(じもと)の新聞(しんぶん)に載って(のって)いるところを見ると、なかなか好きな人も多いのでは。しかし、私としては未だに(いまだに)抵抗(ていこう)を感じる(かんじる)のは、おばさんになった証拠(しょうこ)だろうか

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