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2015年12月4日金曜日

子どもクラス修了式2015

一年(いちねん)の授業(じゅぎょう)もすべて終わり(おわり)、先週(せんしゅう)の土曜日(どようび)は子どもクラスの修了式をした。

今年(ことし)の修了式はいつものとは少し(すこし)かえて、日本の昔(むかし)のおもちゃを使って(つかって)あそんだ。おもちゃは領事館(りょうじかん)から拝借(はいしゃく)。

使ったおもちゃは、「けんだま」、「こま」、「だるまおとし」、「おてだま」、「わなげ」。そのほかにも、終わってから「紙(かみ)ふうせん」と「たけとんぼ」であそんだ。

私はひもを使ってこまを回す(まわす)ことをしらなかったので、はじめて教えて(おしえて)もらい、挑戦(ちょうせん)してみたけれど、これがなかなか難しい(むずかしい)。全部(ぜんぶ)上手に(じょうずに)できるようになるまでには、かなりの時間(じかん)が必要(ひつよう)ということで、担当(たんとう)の先生をきめて、それぞれで一ヶ月間(いっかげつかん)練習(れんしゅう)してきた。

そして、一ヵ月後…。先生たちは練習の甲斐(かい)あって、すばらしいデモンストレーションをしてくれた。私はその先生たちの姿(すがた)に感動(かんどう)。

 
 
 
子どもたちは大よろこび。「紙ふうせん」が意外(いがい)にも大うけ。


あっという間(ま)に2時間が過ぎたという感じ。楽しかった(たのしかった)。これで、また長い(ながい)お休み(おやすみ)に入る(はいる)のです。

先生たちもおつかれさまでした

2015年11月27日金曜日

習字(しゅうじ)の授業(じゅぎょう)2015

14日にテストも終わったので、21日は習字の授業をした。部分練習(ぶぶんれんしゅう)からはじめて、最後(さいご)は一年(いちねん)でおぼえた漢字(かんじ)の中(なか)から、一文字(ひともじ)選んで(えらんで)書いて(かいて)もらった。


みんな姿勢(しせい)もただしく、机からにぎりこぶし一個(いっこ)ぶんはなして座って(すわって)もらい、書く練習。ふでを長い間(ながいあいだ)にぎって、ひじを机(つくえ)につけないようにして書くのが大変(たいへん)だったらしい。

終わった後はうでも背中(せなか)もつかれた様子(ようす)。

でも、最後のあとかたずけまでしっかりとしてくれて、みんなとてもよくできました。

2015年10月13日火曜日

煙(けむり)で真っ白(まっしろ)なマナウスの朝(あさ)

十月(じゅうがつ)になってから、朝(あさ)起きる(おきる)のがつらくなった。

というのも、毎朝(まいあさ)隣(となり)で火事(かじ)がおこっているのかと思う(おもう)ほど、市内中(しないじゅう)真っ白な(まっしろな)煙(けむり)につつまれて朝をむかえるから。

数年前(すうねんまえ)、はじめてこの光景(こうけい)を見たときは、何(なに)がおこっているのかわからなかった。とにかく、玄関(げんかん)の戸(と)あけると息(いき)ができないほど、真っ白な煙が入ってくる。

煙がない普段の日(ちょっと曇っているけど)
ニュースなどによると、この山(森?)火事は強い(つよい)日差し(ひざし)がつづく乾季(かんき)におこる、自然(しぜん)現象(げんしょう)らしい。でも、この乾季を利用して、市内でもごみを燃やす(もやす)人も多い。マナウス市外(しがい)の田舎(いなか)で火事がおこる場合もあるし、他の州(しゅう)でおきた火事の煙がとどくケースも少なくない。

火事を起こす人は、この煙がどれくらい人体に悪影響(あくえいきょう)を及ぼすか(およぼすか)、きっとかんがえていないだろう。

マナウスでは、今年、今の段階(だんかい)で11000件以上(いじょう)の小火(ぼや)の件数(けんすう)が記録(きろく)されたらしい。これは過去(かこ)17年のあいだで、最高(さいこう)の記録とのこと。

年々(ねんねん)気候(きこう)が変わってきているのを体感(たいかん)している。このままいくと、ここマナウスも住み(すみ)づらくなるかもしれない…。

2015年9月25日金曜日

日本語弁論・お話大会(にほんごべんろんおはなしたいかい)マナウス地区予選(ちくよせん)

しかし、暑い(あつい)…。乾季(かんき)に入って(はいって)、もう2カ月以上(いじょう)過ぎた(すぎた)のに、体(からだ)がぜんぜんなれない。温度計(おんどけい)では、39度でも、実際(じっさい)の温度は、ぜったいに50度以上だと思う(おもう)。

そんな猛暑(もうしょ)のなか、今年も19日にマナウス地区の弁論・お話大会が行われた。今回参加(さんか)したのは弁論大会26人、お話大会30人の計57人。会場(かいじょう)のクーラーも何台(なんだい)か調子(ちょうし)わるかったので、とても暑かったが、いろいろな話をきかせてもらった。

私の生徒(せいと)は4人参加。4月から何を話すか考え(かんがえ)はじめて、内容(ないよう)がしっかりときまった8月から、徹底的(てっていてき)に練習(れんしゅう)をはじめた。

練習では、上手に(じょうずに)話せた子でも、本番(ほんばん)は緊張(きんちょう)しているのがよくわかり、見ていた私も緊張してしまった。


大人数になったけれど、ヘルプの先生も多かったのでスムーズに進んだ(すすんだ)と思う。私は賞状(しょうじょう)を書く担当(たんとう)だった。ふでペンでただ入賞者(にゅうしょうしゃ)の名前を書くだけなのに、難しくて(むずかしくて)、もっと練習しておけばよかったと、かなり後悔(こうかい)。

すべて終了(しゅうりょう)したのは、なんと4時間後。暑い中、審査員(しんさいん)の方々も休みなしでの審査はちょっと気の毒(きのどく)だった…。

よろこんだ人も、くやしがった人もいたけれど、ここでのこの経験(けいけん)は、決して(けっして)無駄(むだ)にはならないこと、みんなに知ってもらいたいな。

2015年7月1日水曜日

七夕(たなばた)まつり2015!


6月最後(さいご)の土曜日(どようび)は、子どもクラスの前期終了式(ぜんきしゅうりょうしき)。例年(れいねん)のごとく、「七夕(たなばた)」をした。
 
以前(いぜん)は七夕の物語(ものがたり)を紙(かみ)にかいて、子どもたちにわたしたり、「かみしばい」で説明(せつめい)したりしたが、今年はプロジェクターを使って、ポルトガル語で説明。まだほとんど日本語がわからない、小さい子にも七夕のはじまりがわかってもらえたと思う(おもう)。
 
歌(うた)を歌い、きりがみでかざりを作って(つくって)、願いごと(ねがいごと)をかいたたんざくをささにつるしたら、とってもきれいになった。

 
実(じつ)はこのささも、健(けん)先生が毎年(まいとし)、七夕をする日の朝(あさ)早く(はやく)、探して(さがして)とってきてくれる貴重な(きちょうな)もの。
 
日本(にほん)には住んで(すんで)いないけれど、ここにすんでいる子どもたちにも、日本の伝統行事(でんとうぎょうじ)になじんでほしいという先生たちの願いで、毎年この七夕をしている。
 
みんなの願いごと、かなうといいな。

7月はゆっくり休んで、また8月にあいましょう

2015年5月11日月曜日

絵画(かいが)コンクール2015

今年(ことし)も子どもたちの絵画(かいが)コンクールがあった。今年は子どもの日をすぎた9日に開催(かいさい)。67人の子どもたちが参加(さんか)してくれた。
 
今年のテーマは「地球(ちきゅう)を救おう(すくおう)」。
 
今年は日本・ブラジル交流120周年(こうりゅう120しゅうねん)の記念(きねん)の年(とし)だが、 子どもたちにも、今、とても深刻な(しんこくな)問題(もんだい)である環境破壊(かんきょうはかい)について、少し(すこし)かんがえてもらおうということで、日本語とは直接(ちょくせつ)関係(かんけい)のないテーマだが、先生たちが選んだ(えらんだ)。
 
参加者は5歳(さい)からなので、小さい子にはむずかしいテーマになってしまったかなと心配(しんぱい)していたが、みんなテーマにそった絵をじょうずにかいてくれたので、びっくり。
 
 
今年は絵画部門(ぶもん)の参加者は多かった(おおかった)が、残念(ざんねん)なことに、マンガ部門の参加者はとても少なかった。来年は絵画とマンガを一つにするかをかんがえないと。


 
今年こそは準備(じゅんび)バッチリだとおもっていたけれど、当日(とうじつ)はやっぱりいろいろなハプニングあり…。でも、何とか(なんとか)無事に(ぶじに)おわらせることができてよかった。先生たちもたいへんな準備、おつかれさまでした。
 

2015年4月30日木曜日

先生(せんせい)たちとの授業(じゅぎょう)

大人(おとな)クラスの担当(たんとう)をお休み(やすみ)させてもらって、何年(なんねん)もすぎた。このままだと、さらに頭(あたま)がにぶってしまうとおもい、先月(せんげつ)から子どもクラス担当の先生(せんせい)たちに授業(じゅぎょう)をさせてもらうようにした。

教える(おしえる)ことがメインで自分(じぶん)の勉強(べんきょう)する時間(じかん)がなかなかとれない先生たちの日本語のレベルアップを手伝う(てつだう)ことが、本来(ほんらい)の目的(もくてき)だったので、最初(さいしょ)は、きりぬいた新聞(しんぶん)の記事(きじ)や録音(ろくおん)したニュース、場面(ばめん)シラバスをつかった練習などを利用(りよう)して授業をさせてもらおうと考えて(かんがえて)いた。

でも、授業をはじめるまえに、ほとんどの先生たちは日本語能力検定試験(にほんごのうりょくけんていしけん)合格(ごうかく)を目標(もくひょう)にしていることがわかり、急きょ(きゅうきょ)、文法(ぶんぽう)を中心(ちゅうしん)とした授業のスタイルにしてみる。

レベルは検定試験3級合格を目標としている人から、すでに1級に合格している人まで。このレベルの差(さ)は、結構(けっこう)きつい。色々(いろいろ)考えたあげく、ずっとまえに能力検定試験合格を目標にしている人への授業でつかったことのある「どんなときどう使う日本語表現文型(にほんごひょうげんぶんけい)500」という本をつかうことにした。

この本は、今、まえに私が使ったものの改訂版(かいていばん)がでていて、しかも文型のよこなどに何級レベルの文法かわかりやすくメモされている。

ただ、正直(しょうじき)いって、例文(れいぶん)の内容(ないよう)がつまらないと思った。ことばは難しい(むずかしい)し、日常生活(にちじょうせいかつ)で、実際に(じっさいに)生徒(せいと)がつかうような文も少ない(すくない)かなと。

説明(せつめい)もポルトガル語が入っていないので、難しい。そこで、私は自分の授業用(よう)にこの本を打ち直して(うちなおして)使っている。使えるところはそのまま使っているが、ポルトガル語の説明をすこし入れて、例文は授業をうけている先生たちの名前を使ったりして作り直している。

しかし、授業の時間は週(しゅう)にたった1時間(先生たちがあつまる時間をひくと1時間もない…)で、しかも月(つき)に一回(いっかい)の会議(かいぎ)があると、その週も授業ができなく、なかなか進まない(すすまない)のが悩み(なやみ)。

先生が生徒ということで、質問(しつもん)のレベルも高く(たかく)、私も時間をかけないと答えが出ないような質問をしてくれるのがうれしい。

この先生たちに教えることで、自分も勉強させてもらっていることがよくわかる。感謝(かんしゃ)、感謝で私もがんばらないと。

2015年3月7日土曜日

子どもクラスひなまつり2015

今年(ことし)は少し(すこし)おくれて、ひなまつり。

子どもクラスの編成(へんせい)がちょっと大変(たいへん)で、3月3日(さんがつみっか)より前(まえ)にできなかった…。

「3日をすぎたら、すぐに片付けないと(かたづけないと)お嫁(よめ)にいくのがおそくなると言われているんだよ。」と子どもたちに説明(せつめい)しながらも、今日は7日(なのか)…。ごめんね、みんな…。

まずはひなまつりのことを簡単に(かんたんに)説明(せつめい)。そのあと、プロジェクタで歌(うた)のビデオを流し(ながし)、歌を練習(れんしゅう)。

いつもは最後におりがみをして終わりだけど、今年はちょっと変えて、歌が終わったあとにお殿様(おとのさま)とお姫様(おひめさま)の絵(え)に色(いろ)をぬり、正方形(せいほうけい)に切った(きった)色のついた紙でつのばこを作って(つくって)終わり。


今回(こんかい)は、「紙(かみ)も節約(せつやく)しよう!」ということで、新しく(あたらしく)入った(はいった)あゆみ先生がすばらしいパンフレット式(しき)の教材(きょうざい)を作って)つくって)くれて大助かり(おおだすかり)。表(おもて)はぬりえができるようになっていて、裏(うら)にはひなまつりの歌の歌詞(かし)や説明がかいてあり、真ん中(まんなか)で二つおりできるようになっている。

やっぱり、教材作りには柔軟な(じゅうなんな)頭(あたま)が必要(ひつよう)だな。

日本のようにおいしいあられはないけれど、あられに似た(にた)大きさのお米のおかしが用意(ようい)できたので、作ったばかりのつのばこの中に入れてあげると子どもたちはおおよろこび。

時間(じかん)もぴったりに終わって、楽しい(たのしい)ひとときでした。

 

2015年2月28日土曜日

2015年子どもクラススタート

今年(ことし)も2月から日伯(にっぱく)の授業(じゅぎょう)がはじまった。

今年も子どもクラスの申込者(もうしこみしゃ)は80人をこえたが、例年(れいねん)通り(どおり)申込みをするのがギリギリだったり、授業の初日(しょにち)にする子もいたりで、はじめはちょっと大変(たいへん)。

一回目(いっかいめ)の授業がおわり、先生たちがあつまって会議(かいぎ)をしたところ、はじめて日本語の勉強を始める子どもたちが約(やく)半分(はんぶん)になってしまったことがわかった。

というわけで、急きょ(きゅうきょ)担当(たんとう)の先生(せんせい)やクラスの編成(へんせい)を変更(へんこう)。

悲しい(かなしい)ことに私が担当する一番(いちばん)上(うえ)のクラスはたった4人。

なかなか勉強を続けて(つづけて)くれる生徒(せいと)がいないっていうこと。

初級(しょきゅう)2から3にかけてあがる生徒が極端(きょくたん)に少ない(すくない)らしい。このことは、他の先生も問題(もんだいだ)と思ってくれたみたいで、今回の会議でこのことについても話し(はなし)あった。

まずは、クラスの質(しつ)を良く(よく)するよう、教科書(きょうかしょ)やクラスの見直し(みなおし)をはじめることに決定(けってい)。

来月(らいげつ)から大変(たいへん)だけど、来年に向けて先生みんなで話し合っていく。

授業の質が良くなければ、子どもたちも魅力(みりょく)を感じて(かんじて)くれなくなる。先生たちが一つになって改善(かいぜん)できるように努力(どりょく)すれば、きっと続けて勉強してくれる生徒もふえるはず!と信じて(しんじて)、今年も一年がんばります。