「興味(きょうみ)と関心(かんしん)のちがいは?」
すぐに答え(こたえ)ようと、色々(いろいろ)な例(れい)を考えて(かんがえて)みたが、どちらを使っても(つかっても)、だいじょうぶな文(ぶん)も多かった(おおかった)ので、ひさびさに宿題(しゅくだい)にしてもらい、家(いえ)にもちかえった。
それぞれの例文をできるかぎりつくり、さいごにたどりついた結論(けつろん)は次(つぎ)のとおり。
興味 例文) 1.あの人に興味がある
2.英語(えいご)に興味がある
3.子育て(こそだて)に興味をもつ △
4.環境問題(かんきょうもんだい)に興味をもつ △
5.政治(せいじ)に興味がある △
関心 例文) 1.あの人に関心がある
2.英語(えいご)に関心がある △
3.子育て(こそだて)に関心をもつ
4.環境問題(かんきょうもんだい)に関心をもつ
5.政治(せいじ)に関心がある
興味は何かにスポットを当てて、それがおもしろいと感じるときにつかう。感情的(emocional)。
関心は何かに対して注意を払う、心が引かれること
(atrair)。理性的
(racional)。また、「関心」はむずかしいテーマなどに使われることが多い。
実に(じつに)いい質問だった。使っているときは意識(いしき)していなくても、改めて(あらためて)こうして違いを聞かれると、答えるのがむずかしい…。いい勉強(べんきょう)になりました。アウベルト先生に感謝(かんしゃ)です。