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2013年11月30日土曜日

子どもクラス修了式(しゅうりょうしき)2013

今日(きょう)は修了式(しゅうりょうしき)ということで、みんなで発表(はっぴょう)したりクリスマスカードを作ったり(つくったり)歌(うた)を歌ったりした。

 

日本(にほん)のことについてのまるバツゲームは難しい(むずかしい)と思った(おもった)けれど、みんな結構(けっこう)知っていて(しっていて)なかなかひっかからかなかったな。

また長い(ながい)お休み(やすみ)に入ります(はいります)。みんな日本語(にほんご)忘れ(わすれ)ないでね。

2013年11月23日土曜日

おりがみの授業(じゅぎょう) - おすもうさん

今日(きょう)の授業(じゅぎょう)は、今年(ことし)最後(さいご)だったので、みんなでおりがみをして遊ぶ(あそぶ)ことにした。

おりがみはみんな大好き(だいすき)。おすもうさんを作って(つくって)遊んだ。

せっかくなので、自分(じぶん)たちで名前(なまえ)をつけて、本当(ほんとう)のすもうのように東(ひがし)と西(にし)の力士(りきし)を紹介(しょうかい)した後「見合って(みあって)見合って、はっけよい、のこった!」で試合(しあい)開始(かいし)。楽しく(たのしく)時間(じかん)が過ぎた(すぎた)。あとは、来週(らいしゅう)の修了式(しゅうりょうしき)で今年もおわり。


2013年10月20日日曜日

子どもクラス習字(しゅうじ)の授業(じゅぎょう)2013

今回(こんかい)の子どもクラスの授業(じゅぎょう)はまたまた習字(しゅうじ)。このクラスで習字をするのは初めて(はじめて)なので、筆(ふで)を初めて使った(つかった)子もいた。

ちょうどいい机(つくえ)が足りず(たりず)に、スペースがなかったのがちょっとかわいそう。

 

半紙(はんし)も十分(じゅうぶん)にないので、まずは新聞紙(しんぶんし)の上(うえ)で、跳ね(はね)や止め(とめ)の練習(れんしゅう)。

ブラジルの小学校(しょうがっこう)は日本(にほん)の小学校とちがい、 まず、子どもたちのえんぴつの持ち方(もちかた)を直したり(なおしたり)しない。だから、えんぴつの持ち方が、すごくおかしい子もたくさんいる。そして、そのまま大人(おとな)になり、すごい持ち方をして書類(しょるい)や領収書(りょうしゅうしょ)を書いて(かいて)いる人もよく見(み)かける。

というわけで、筆を正しく(ただしく)持たせたくても、上手(じょうず)にもてない子もいるので、時間(じかん)もかかる。

何度(なんど)書き順(じゅん)を正しく(ただしく)教えても(おしえて)もなかなかおぼえてもらえない。肩(かた)に力(ちから)をいれないようにと言って(いって)も、力がうまくぬけない子もいる。

でも、今回の授業は子どもたちに楽しんで(たのしんで)もらうことを目標(もくひょう)にしたので、のびのびと書いてくれたと思う(おもう)。

最後(さいご)に筆の洗い(あらい)方も教えて、後片付け(あとかたづけ)も自分(じぶん)たちでできたし、少しは(すこし)は楽しんでもらえたかな。

自分たちのすきな漢字(かんじ)を書いてくれた

2013年9月22日日曜日

マナウス日本語弁論(にほんごべんろん)・お話大会(おはなしたいかい)2013

今年(ことし)も、ついに日本語弁論・お話大会の日(ひ)がやってきた。

去年(きょねん)は子どもの参加者(さんかしゃ)がとても少なかった(すくなかった)ので、今年は私(わたし)のクラスの子(こ)どもたち全員(ぜんいん)を大会参加(さんか)させるようにした。

作文(さくぶん)を3月(がつ)からはじめ、夏休み(なつやすみ)にはいる前(まえ)の6月には全員分(ぶん)の録音(ろくおん)もできあがっていた。

しかし、ここまでみんながたどりつくのは、本当に(ほんとうに)大変(たいへん)で、それは想像(そうぞう)以上(いじょう)だった…。

たった7人(にん)だったのに、子どもたちの作文を簡単な(かんたんな)ものになおし、CDやUSBに録音しても、その録音したものをなくした子もたくさんいたし、7月にあった一ヶ月間(いっかげつかん)の休みも、やはり練習(れんしゅう)をきちんとしてきた子は一人(ひとり)もいなかった。

子どもも忍耐(にんたい)、私も忍耐。文句(もんく)をいわれても、絶対に(ぜったい)にあきらめさせる気(き)はなかったし、子どもたちもがんばって最後の授業(じゅぎょう)は、ほぼ全員が発表する内容(ないよう)をほぼ完璧(かんぺき)に暗記(あんき)してきた。

練習の当日(とうじつ)に、あまりの緊張(きんちょう)から泣いて(ないて)しまった子もいた。

私は、子どもむけであるお話大会の指導(しどう)方法(ほうほう)は、大人向けの弁論大会の指導方法とはちがうものにしている。

大人には内容(ないよう)、イントネーション、ジェスチャーなどを細かく(こまかく)、しつこく求め(もとめ)、それが直る(なおる)まで絶対に譲らない。

でも、たった1週間(しゅうかん)に一度(いちど)しか授業がなく、家(いえ)でも話す機会(きかい)がないような子どもたちに、同じ(おなじ)ように要求(ようきゅう)してしまうと、息(いき)がつまって、楽しく(たのしく)おぼえることができない。楽しくおぼえられないと日本語がきらいになってしまうかもしれない。

ということで、今回はまず「たくさんの人の前で日本語で話すことを体験(たいけん)」を目標(もくひょう)にした。声(こえ)の大きさ(おおきさ)やイントネーション、速さ(はやさ)など、一つでもいいところを見つけ、いいところはとことんほめて自信(じしん)をもたせた。どんな子どもにもかならずいいところがある。

「やはり子どもはすばらしい」と思ったのは、素直(すなお)にそれをうけいれるところ。

練習で泣いてしまった生徒も、何度(なんど)も何度も練習し、心(こころ)を落ち着かせて(おちつかせて)本番(ほんばん)をむかえ、無事(ぶじ)に発表を終えたすがたをみたときには、子どもたちといっしょに練習をさせてもらって本当によかったと心から思った(おもった)。

弁論大会にしても、お話大会にしても、生徒といっしょに練習をさせてもらい、それによって学ばされることがたくさんある。

弁論大会の上位(じょうい)二人は全国(ぜんこく)大会へ。おめでとう。がんばってきてね。
セザーさん(左)とセルジオさん(右)
子どもたちが大きくなり、いつか今回のこの経験(けいけん)が、彼ら(かれら)にとって意味(いみ)のあるものだったと思ってくれたら、私にこれ以上の幸せ(しあわせ)はないな。

2013年9月11日水曜日

「楽し(たのし)がる」

先日(せんじつ)、子どもと遊んで(あそんで)いるときに、「楽し(たのし)がって、あそんでいたら」と聞いて(きいて)、少し(すこし)違和感(いわかん)を感じた(かんじた)。その時(とき)は「おもしろがって、あそんでいたら」というよと直した(なおした)。

「楽しがる」は一体(いったい)正しい(ただしい)のだろうか。

「~がる」はふつう、だれかの様子(ようす)や気持ち(きもち)をほかの人(ひと)が表す(あらわす)時に使う(つかう)。

例えば、「ほしい」や「~たい」ということばは、自分(じぶん)の気持ちを伝える(つたえる)時に使うので、

「私(わたし)は車(くるま)がほしい。」ということはできても、
「彼(かれ)は車がほしい。」というと、不自然(ふしぜん)になる。

この場合(ばあい)、「彼は車をほしがっている。」とか「彼は車がほしいらしい。」というふうに表現(ひょうげん)するのが正しい。

「悲しい(かなしい)」を「悲しがる」と使うのであれば、「楽しがる」も、気持ちをあらわすことばに「~がる」をつけているだけなので、文法上(ぶんぽうじょう)は正しいことになる。

では、なぜ違和感を感じるのだろう。

私が思うところ、誰か(だれか)の「楽しい」という気持ちを表現するとき、「楽しがる」よりも、「楽しむ」ということばをよく使う。

最初(さいしょ)の例(れい)でいえば、

「楽しんであそんでいた。」(→楽しむ+で)というのが、聞き(きき)なれた表現だと思う。

文法上では正しくても、あまり使われていない表現を使うと人に違和感をあたえるので、ただ、直してあげるのではなく、それがどうしてまちがっているのかを追究(ついきゅう)することも大事(だいじ)だなと感じた一日(いちにち)だった。

2013年8月6日火曜日

後期(こうき)スタート2013

7月(がつ)いっぱいのお休み(やすみ)も終わり(おわり)、先週(せんしゅう)の土曜日(どようび)から、またまた日本語学校(にほんごがっこう)が始まった(はじまった)。

後期(こうき)一日目(いちにちめ)は、休み中(ちゅう)の感想(かんそう)と前期(ぜんき)テストの答え合わせ(こたえあわせ)から始めた。答え合わせでは生徒(せいと)に答えを教える(おしえる)のと同時(どうじ)に、それに関連(かんれん)するものの復習(ふくしゅう)、そしてテストに採点(さいてん)ミスがなかったかを確認(かくにん)する。

今回(こんかい)も前期の内容(ないよう)の総(そう)まとめテストのほかに、漢字(かんじ)テストをしたが、漢字テスト50問(もん)はかなり難しかった(むずかしかった)とみえて、平均点(へいきんてん)もぐっとさがった。

漢字は毎週(まいしゅう)しているミニテストをまとめたもの。でも、今回の結果(けっか)をみて、「漢字はいつもわすれないように復習するのが大事(だいじ)なんだよ。せっかく覚えてたのに、すぐに忘れて(わすれて)しまったらもったいないでしょう。」という私のことばにみんな納得(なっとく)していたようす。また来週(らいしゅう)から始まるミニテストをがんばると言(い)っていた。

さらに今年12月に行われる(おこなわれる)「日本語能力検定試験(にほんごのうりょくけんていしけん)」のアピール。ここマナウスでは一年(いちねん)に一回(いっかい)しか行われないが、検定試験にも少しずつ(すこしずつ)慣れて(なれて)いってほしい。

というわけで、後期スタート。子どもクラスはいつも楽しい(たのしい)。大人(おとな)が考えない(かんがえない)ような発想(はっそう)も多くて(おおくて)、いつも笑わ(わらわ)される。あと、4か月。まずは9月のスピーチコンテストがんばろうね。

2013年6月30日日曜日

子どもクラス前期終了式(ぜんきしゅうりょうしき)2013-七夕(たなばた)

きのうは子どもクラスの前期(ぜんき)終了式(しゅうりょうしき)だった。

子どもたちの前期終了式はいつも「たなばた」をしている。

まず「たなばた」の説明(せつめい)と、さゆり先生の手作り(てづくり)紙(かみ)しばい。

紙しばいはブラジル人の子どもたちにはあまりなじみがないらしい。先生の手作りのかわいい絵(え)をみながら、みんな集中(しゅうちゅう)して聞いて(きいて)いた。

そのあと、みんなで歌(うた)を歌って、きりがみをした。

 
きりがみは、おりがみよりもかんたんだったので、みんな気に入った(きにいった)みたい。
 
最後(さいご)はたんざく。がんばって日本語(にほんご)でかいた願い(ねがい)ごとをみんなでつるしたら…
 
 
 
笹(ささ)が願いごとでいっぱいになった。ちょっと重そう(おもそう)。
 
先生たちもたのしみました。あとかたづけもおわり!
さてさて、これから一か月(いっかげつ)のお休み(やすみ)があるけど、みんな日本語をわすれないかな。

2013年6月21日金曜日

ブラジルでの大規模(だいきぼ)デモ

今、ブラジルは大きく動きだした。今月、2日にサンパウロでデモが始まった。もともと、このデモはバスの料金の値下げを要請するものだったが、次々とほかの都市にも広まり、今では90もの都市で大規模なデモが行われている。このデモは何を目的にしているかというと、

まず第一にバス料金の値下げ。これはただ「料金が高いから」というわけではない。先日、連邦政府は、公共交通機関にかかる税金を免税にした。これによって、国民はみなバスなどの料金が当然下がるものと思っていた。ところが、それにもかかわらず、サンパウロ市では2日に料金の値上げが行われた。それが今回の大規模デモの引き金となり、公共交通機関の質を良くする要求も加え、ほかの都市でもあっという間に広がった。

第二に、必要以上に多額の公金(ブラジルは世界の中でも非常に税金が高い国といえる)を使って、サッカー競技場を作り上げたことに対する抗議だった。そのあまりにも多額の経費の使用方法、余剰金の有無、行方を国民は連邦警察や検察に調査させるように求めるものだった。

第三の目的は、汚職をした時に検察が詳しく捜査ができないよう、議員に免責特権を与えた「PEC37」法案を撤廃要請すること。この法案が成立すれば、何人の政治家が汚職をしたあとも警察に捕まることなく逃れられるだろう。

第四は、政治家が汚職を行った場合に処罰する法令を作り、政治家が所有する特権を廃止するよう要請すること。

第五に、国内の教育機関、教育システムの向上。

さらに、医療システム、病院などの施設の改善すること。

ブラジルの公立の病院は診療も検査も治療も一切お金を払う必要がない。ブラジル人はもちろんのこと、旅行できた外国人が けがをしても、病気になっても、お金が一切かからない。その代わり、ベッドや医師の数も限られるので、緊急の場合でもすぐに対応してもらえない場合も少なくない。

マナウスには幸い、莫大な資金を投資して改修工事を行った大きな公立病院がある。そこは建物もきれいで、対応もよいほうだ。実際、日本人の旅行者も何人かお世話になったことがあり、アテンドもよく、レントゲンをとってもらったり、ギブスをつけてもらったり、薬をもらっても一切お金はかからなかった。しかし、同じ市内でも、少し離れた公立の病院では先ほど触れたようなケースも多い。

こ こマナウスでも、きのうからデモが始まった。ここでのデモは予定通りの大通りを訴えを書いたプレートなどをもって歩くだけの平和なものだったので、ニュー スでも「デモはこうあるべき」と伝えられた。でも、やはりここでも、残念なことに市役所付近でバスを燃やしたり、公共物を壊すような犯罪を犯す者も少なく なかった。

毎日報道されているデモは、日に日にエスカレートしているように思う。特にリオでの騒動は、デモを超えて、ゲリラ戦のよう。

せっかくコンフェデレーションカップが催されているというのに、人々を不安にさせるようなデモが行われているのは、本当に残念だと思う。いつかはこうして立ち上るべきだったことには納得できるが、人々を傷つけることなく実行してほしかった。

今まで税金を無駄遣いされても、文句は言うものの、何もしなかったブラジル人。ここまで団結し、立ち上ったブラジル人たちを見るのは、ここに住むようになって初めて。

何かが少しずつ変わってきたのかもしれない。国が良くなるためにそうあってほしい。

2013年5月14日火曜日

「だけ」と「しか」

自分(じぶん)が好きな(すきな)おかしを見て(みて)、「おかしが3つだけある。」というのと、「おかしが3つしかない。」というのは何(なに)が違う(ちがう)のだろう。

生徒(せいと)と話す(はなす)とき、この違いが難しい(むずかしい)んだなと思う(おもう)ことがよくある。

日本語(にほんご)を勉強(べんきょう)している人が、自然な(しぜんな)日本語を身(み)につけることができないとしたら、それは、そのほとんどの人が、日本語を自分の母国語(ぼこくご)とくらべながら、あるいは母国語を通して(とおして)おぼえているからかもしれない。

「だけ」と「しか」はポルトガル語に直す(なおす)と同じ(おなじ)単語(たんご)になってしまう。英語(えいご)も同じ。

同じ事実(じじつ)を伝えて(つたえて)いるのだが、一方(いっぽう)は話し手(はなして)の気持ち(きもち)が大事(だいじ)になってくる。

だから、その違いがわからないと、「3つしかない。」というべきところを、「3つだけある。」と使って(つかって)しまうのだろう。

「しか」ということばは、事実をいうだけでなく、それを強調(きょうちょう)したり、「残念(ざんねん)」という気持ちが入る。また、自分が期待(きたい)していたレベルまでとどかなかったときにも使う。

1.おかしが3つだけある。
        → 見たことをそのままつたえている。

2.おかしが3つしかない。
        → 上に加えて(くわえて)、「もっと残っていてほしかったのに、 あるのは3つで残念。」という気持ちが入る。

3.このおもちゃは2メートルだけ走り(はしり)ます。
        → 2メートル以上(いじょう)は走らない」という事実。

4.このおもちゃは2メートルしか走りません。
        → 上に加えてもっと走ると思ったのに、走るのは2メートル。

細かく(こまかく)いえば、もっと違いがあるのだけれど、今日は簡単(かんたん)にここまで。

この使いわけは、やはり生徒に使ってもらわないと正しく(ただしく)理解(りかい)しているかがわからない。先生たちは面倒(めんどう)でも、その都度(つど)なおしていってあげることになるだろう。

さらに説明(せつめい)がのっているサイト見つけました↓
http://home.alc.co.jp/db/owa/jpn_npa?sn=33
 

2013年5月4日土曜日

第11回(だいじゅういっかい)絵画(かいが)コンクール

今日(きょう)、日伯(にっぱく)で、一年(いちねん)に一度(いちど)の絵画(かいが)コンクールが行われた(おこなわれた)。

今年(ことし)の絵画部門(ぶもん)のテーマは「ゆめ」。


「ゆめ」は「寝て(ねて)いるときに見る(みる)ゆめ」と「自分(じぶん)がなりたいゆめ」の意味(いみ)がある。子どもたちは想像力(そうぞうりょく)を使って(つかって)自由(じゆう)にかいてくれた。

絵をかく時間(じかん)が一時間半(いちじかんはん)しかなかったので、とくに漫画(まんが)部門 では、途中(とちゅう)で時間がなくなった子もいるかもしれない。最後(さいご)のアナウンスが入る(はいる)まで、がんばっていた子どもたちもたくさんいた。

入賞(にゅうしょう)は全て(すべて)投票数(とうひょうすう)できめる。今回(こんかい)はたくさんの人が投票にきてくれた。

 

イベントが少なかった(すくなかった)11年前(まえ)にはじめた絵画コンクール。初め(はじめ)は少なかった参加者(さんかしゃ)も今年は82人の申し込み(もうしこみ)があった。

いろいろハプニングもあって、大変(たいへん)だったけれど、先生たちがみんながんばって、なんとか無事(ぶじ)に終える(おえる)ことができてよかった。子どもたちもみんなよくがんばったね。

幼稚園(ようちえん)から小学(しょうがく)2年生(ねんせい)までの子どもたちの絵

2013年3月31日日曜日

日本文化週間(にほんぶんかしゅうかん)2013

先週(せんしゅう)と今週(こんしゅう)は毎年(まいとし)恒例(こうれい)の日本文化週間(にほんぶんかしゅうかん)だった。

今年(ことしは)もうおなじみの料理(りょうり)教室(きょうしつ)、生け花(いけばな)教室、茶道(さどう)のデモンストレーションのほかに、和太鼓(わだいこ)教室、ふろしきのワークショップ、囲碁(いご)教室などもあった。

ふろしきのワークショップに参加(さんか)してみたかったけど、あっという間(ま)に申し込み(もうしこみ)がいっぱいになっちゃったようなので、今回は参加(さんか)できず。

囲碁教室にもかなり興味(きょうみ)があったけれど、手伝い(てつだい)担当(たんとう)の茶道のデモンストレーションとおなじ時間帯(じかんたい)になってしまったので、これも参加できず。でも、さどうにはたくさんの人がきてくれた。


やっぱり囲碁がみたかったので、空いた(あいた)時間(じかん)をつかって、ちょっとおじゃま。


私(わたし)が感心(かんしん)したのは、先生(せんせい)が純粋(じゅんすい)なブラジル人だということ。囲碁がとても好き(すき)になって、自分(じぶん)で勉強(べんきょう)して覚えた(おぼえた)とか。

日本人の私でもルールを全然(ぜんぜん)知らない(しらない)のに、本当に(ほんとうに)すごいなと思う(おもう)。

こうして、日本の文化(ぶんか)が好きで、ほかの人にも伝えて(つたえて)いってくれる人って、とってもありがたい。

先生、これからも囲碁を広めて(ひろめて)いってください。

2013年3月3日日曜日

ひなまつり2013

三月(さんがつ)三日(みっか)はひな祭り(まつり)。本当(ほんとう)は女の子(おんなのこ)の日だけど、みんなでお祝い(いわい)しよう!ということで、二日(ふつか)の授業(じゅぎょう)を終えた(おえた)あと、残り(のこり)の1時間(じかん)はみんなでひな祭りをした。


 今年(ことし)はひな祭りについての説明(せつめい)をして、歌(うた)を歌ってから、スーザン先生(せんせい)の提案(ていあん)で工作(こうさく)をしてみた。

 
ラリッサ先生はちいさな子どもたちの担当(たんとう)
アイリ先生に教えて(おしえて)もらいながらがんばってます
 

今年は100人(にん)近く(ちかく)子ども(こども)の生徒(せいと)がいるので、準備(じゅんび)も大変(たいへん)だったと思う(おもう)。

でも、おかげで生徒たちによろこんでもらった。

上手(じょうず)にできました

 日本(にほん)の伝統(でんとう)行事(ぎょうじ)をここの子どもたちにつたえていくことはとっても大事(だいじ) 。

今年の私のクラス9人。左後ろ(ひだりうしろ)から、けんじくん、モイゼスくん、カミラちゃん、さゆりちゃん、ビアンカちゃん、アリサちゃん、前列(ぜんれつ)かずあきくん、マリアちゃん、花ちゃん
これからも、がんばって子どもたちにつたえていきたい。先生(せんせい)たち、おつかれさまでした!

ラリッサ先生、アイリ先生、ジゼリ先生はいっしょにとれなかったけど、おつかれさまでした。

2013年2月12日火曜日

新学期(しんがっき)開始(かいし)!

やっと長い(ながい)休み(やすみ)が明けて(あけて)、今月(こんげつ)の2日(ふつか)から新学期(しんがっき)が始まった(はじまった)。

私(わたし)は、あいかわらず今年(ことし)も子どもクラスだけを担当(たんとう)させてもらう。 今年のクラスは女(おんな)の子が6人(にん)、男(おとこ)の子が3人の計(けい)9人クラス。

どの子も5年(ねん)以上(いじょう)日本語(にほんご)の勉強(べんきょう)を続けて(つづけて)いる、がんばり屋(や)の子どもたち。

今年からはこの後(あと)大人(おとな)のクラスに進級(しんきゅう)できるよう、大人クラスの教科書(きょうかしょ)をベースにしたので、子どもたちが受け入れて(うけいれて)くれるか様子(ようす)をみながらの授業。

今年は漢字(かんじ)のテキストも、それぞれの子どもたちが自分(じぶん)のペースで勉強できるようにしようと思っている。もちろん、毎週(まいしゅう)漢字のミニテストをして、その結果(けっか)を壁(かべ)にはりだすという私の方針(ほうしん)はかわらないけれど。

去年(きょねん)の教師会議(きょうしかいぎ)で、今年からは「レベルが一番(いちばん)うえ(上)のクラスの生徒(せいと)は、みんなお話(はなし)大会(たいかい)にでなくてはいけない」ときまったので、 第2回目(だいにかいめ)となる先日(せんじつ)の授業でそのことを伝えた(つたえた)。

はずかしがり屋の女の子が多い(おおい)クラスなので、どんな反応(はんのう)がくるかとひやひやしていたが、意外(いがい)にも反応はわるくなかった。

参加(さんか)を義務(ぎむ)にしたこと、9月の大会に備え(そなえ)、作文(さくぶん)を4月中におわらせて5月からは練習(れんしゅう)をはじめること、最初(さいしょ)から最後(さいご)まで私がかならずサポートをすることを伝えたら、どうやら安心(あんしん)してくれたらしい。

子どものうちから慣れて(なれて)おくと、大人になって「よかったな」と思うことがよくある。お話大会も同じ(おなじ)。子どものうちになれておけば、大人になってからスピーチコンテストに参加(さんか)したいと思うかもしれないし、働く(はたらく)ようになって大勢(おおぜい)の人の前(まえ)で話をしなくてはいけなくなっても、きっと役(やく)にたつと思う。

先生がすべき大事(だいじ)なことはきっかけ作り(づくり)だと思う。

数日前(すうじつまえ)に終わった漢字の検定試験(けんていしけん)も同じこと。ちょっといやがるかなーと思っても、義務づけて子どもたちの意識(いしき)をかえていくことで、意外な結果(けっか)がうまれるかもしれない。

今年も一年(ねん)、子どもたちに色々(いろいろ)なことを教え(おしえ)、教えられて過ごす(すごす)のが楽しみ(たのしみ)。

2013年1月19日土曜日

再び(ふたたび)、漢字(かんじ)の検定試験(けんていしけん)

ただ今(いま)、日本語学校(にほんごがっこう)はお休み(やすみ)中(ちゅう)。

というわけで、生徒(せいと)からの質問(しつもん)もないまま、12月(がつ)と1月の半ば(なかば)がすぎた。

休み中に入る(はいる)前(まえ)に、今年(ことし)も2月に漢字検定試験(かんじけんていしけん)があることを知った(しった)。

前回(ぜんかい)、準2級(じゅんにきゅう)を受けて(うけて)何とか(なんとか)通った(とおった)ので、本当ほんとう)ならば、つづけて今回(こんかい) も2級をうけるべきなのだが、今回は辞退(じたい)した。

というのも、2級の問題(もんだい)を見てみたら、予習(よしゅう)なしに私が通るレベルではないことがわかったから。予習しようにも手元(てもと)に本(ほん)もない。漢字の勉強(べんきょう)から何年(なんねん)も離れた(はなれた)私が、2級合格(合格)レベルまでたどりつくためには、おそらく長期戦(ちょうきせん)になるだろう。学生(がくせい)のうちに受けておけばよかったな…ともおもったりするが、色々な(いろいろな)漢字を忘れて(わすれて)しまったからこそ、今勉強することに意味(いみ)があるのかもしれない。

漢字検定というのは、受けた人は知って(しって)いると思う(おもう)が、読み方(よみかた)や書き方(かきかた)のほかに、やさしいレベルでは書き順(じゅん)、レベルがすすむと部首(ぶしゅ)の名前(なまえ)まで問われて(とわれて)くる。

去年(きょねん)、私はクラスで2年生(ねんせい)の漢字まで教えた(おしえた)ので、生徒たちには10級か9級をうけてもらいたかったが、残念(ざんねん)ながら今回は私のクラスからは一人(ひとり)だけの受験(じゅけん)となる。

しかし、心(こころ)の準備(じゅんび)と予習、復習(ふくしゅう)をしていなければ、受験するする気(き)にならないことはよくわかる。まして、休みをはさんでいるので、子どもたちがお勉強ムードにはいらないこともよくしっている。でも、あえて受けさせたほうがよかったかもしれない。

漢字は使わない(つかわない)と忘れ(わすれ)てしまう。授業(じゅぎょう)で教える前に、自分(じぶん)でおぼえた書き順に自信(じしん)がなくて何度(なんど)も辞書(じしょ)で調べた(しらべた)ことがある。

しかし、漢字は日本の文字(もじ)。歴史(れきし)もある。

クラスでは強制的(きょうせいてき)に漢字をおぼえさせる気はないが、少し(すこし)でも興味(きょうみ)をもち、勉強したら忘れる前に、こういった試験を受けていってもらいと思う。

漢字検定試験は日本語を勉強している生徒にとってもとてもいい力(ちから)だめしになる。予習、復習をしっかりと終えて(おえて)合格(ごうかく)し、証書(しょうしょ)を受けとると、せいとにとっても大きな励み(はげみ)になるし、また次(つぎ)のレベルにむかってがんばる意欲(いよく)にもつながる。それは私にとっても同じ(おなじ)。

日本語能力(にほんごのうりょく)試験もそうだが、こうした試験がここマナウスにおいても受けることができるようになったことをたいへん幸せ(しあわせ)に思う。だからこそ、生徒にも大い(おおい)に利用(りよう)していってもらいたい。

 漢字検定試験の過去(かこ)問題(もんだい)。↓
http://www.kanken.or.jp/mondai/index.html

前回と同じ漢字検定の練習(れんしゅう)サイト。↓
http://go-kanken.com/mondai9/