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2012年1月12日木曜日

この時期(じき)おかあさんたちは…

新しい(あたらしい)年(とし)をむかえて、まだ間(ま)もないのに、この時期(じき)お母さん(おかあさん)たちは大忙し(おおいそがし)。なぜかというと、普通(ふつう)ブラジルの学校(がっこう)は2月から新学期(しんがっき)が始まる(はじまる)ので、その準備(じゅんび)をしなくてはいけないから。

どんな準備かというと、教科書(きょうかしょ)や学校で使う(つかう)道具(どうぐ)の買い出し(かいだし)。

普通、ここブラジル、少なく(すくなく)ともマナウスでは親(おや)の収入(しゅうにゅう)で余裕(よゆう)があれば大学(だいがく)までは公立(こうりつ)の学校(がっこう)よりも私立(しりつ)の学校に子どもを入れる。もちろん公立の学校で何事(なにごと)もなく立派(りっぱ)に成長(せいちょう)する子も多い(おおい)が、ドラッグやあらゆる問題(もんだい)が心配(しんぱい)で私立を選ぶ(えらぶ)家庭(かてい)が多い。

私立は公立の学校とは違い(ちがい)、教科書等は全て(すべて)自分(じぶん)で買ってそろえる。前(まえ)の年の11月末(まつ)頃(ごろ)になると学校が教材(きょうざい)リストを渡して(わたして)くれる。賢い(かしこい)人なら12月頃から買い始めるが、12月だとそろわない教科書もあるので、たいていは1月も本屋(ほんや)に行く(いく)ことになる。だから、1月の本屋はリストを持った(もった)お母さんたちでいっぱい。

私は毎年(まいとし)、12月中に画用紙(がようし)や色鉛筆(いろえんぴつ)、絵具(えのぐ)、ガムテープなどなどを買いそろえておいて、本はインターネットで注文(ちゅうもん)。どうしても見つからない本があれば本屋に出向く(でむく)といった感じ(かんじ)。本屋に行っても、対応(たいおう)する店員(てんいん)も足りなくて(たりなくて)、とにかく時間がかかるので、仕事(しごと)のない日じゃないと。

というわけで、今年私がそろえなくてはいけない本はざっと19冊(さつ)、道具等は32種類(しゅるい)。経費(けいひ)はだいたい1000レアル(45000円くらい)。

時間は使うわ、体力(たいりょく)は使うわ、お金(かね)も使うわで、大変(たいへん)だけど、子どものためだから仕方(しかた)ない。それにしても、日本の教育体制(きょういくたいせい)はどんなにすばらしいものかあらためてわかる。ブラジルも教育制度(せいど)がよくなるよう生きた(いきた)税金(ぜいきん)の使い方をしてほしい。

2 件のコメント:

  1. こんにちは。元気ですか?もうすぐ始まる3学期。自由研究の仕上げに四苦八苦してます。手紙どうもありがとう。子供たちも喜んでたよ。 ryoのあいかたより

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  2. 1000レアルってすごいお金ですね。
    僕の小学校のときも同じだったかな。

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