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2012年3月12日月曜日

子どもって

先日(せんじつ)10日に日伯協会(にっぱくきょうかい)で、総領事館(そうりょうじかん)主催(しゅさい)東日本大震災追悼・復興レセプション(ひがしにほんだいしんさいついとうふっこうれせぷしょん)が行われた(おこなわれた)。

会場(かいじょう)には震災直後(ちょくご)の写真(しゃしん)や震災にあった子どもたちがかいた絵(え)も展示(てんじ)されていた。80枚(まい)近く(ちかく)かざられた子どもたち絵からは苦しい(くるしい)ようすや暗い(くらい)ようすは感じ(かんじ)られなかった。子どもたちは明るい(あかるい)将来(しょうらい)を見ているのかもしれない。

ちょうどその前日(ぜんじつ)、病院(びょういん)へ行った(いった)日のこと、となりに座って(すわって)先生(せんせい)を待って(まって)いた10歳(さい)くらいの男の子(おとこのこ)が、「あなたは日本人?」とポルトガル語できいてきた。

そうだと答える(こたえる)と、「ぼくは日本が好き(すき)なんだ。さくらはとってもきれいだから見てみたいし、電車(でんしゃ)にも乗って(のって)みたいんだ。」といってきた。

どうやら彼は時々(ときどき)テレビで流れる(ながれる)日本の特集(とくしゅう)を見て日本が好きになったらしい。その後もずっと日本のことを話して(はなして)、色々な(いろいろな)質問(しつもん)もしてきた。

「日本ってすごい国(くに)。とってもきれいな国。」と信じて(しんじて)話をやめない彼(かれ)の目(め)がうそみたいにキラキラしていた。

一年前(まえ)の震災のことも話した(はなした)が、彼は少し(すこし)さびしそうにしたものの、まったく気にせず日本にひたすらあこがれているようだった。

「日本って本当(ほんとう)にきれいな国だよ。日本人はとっても強いし(つよいし)、とってもがんばるんだよ。いつか行ってみてね。」といって彼の母親(ははおや)に私の連絡先(れんらくさき)を渡す(わたす)と、とても喜んで(よろこんで)くれた。

子どもは色々な可能性(かのうせい)をもっている。もしかしたら、この子もいつか日本とブラジルの架け橋(かけはし)になってくれるかもしれない。日本のことが好きなら、その気持ち(きもち)を大事(だいじ)にしてあげたい。こういう子どもたちを見ると、自分(じぶん)にもエネルギーをもらっているような気がする。

こどもたちの絵は夢(ゆめ)をあたえてくれる

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