先日(せんじつ)、授業(じゅぎょう)で生徒(せいと)のクレーベルソンさんに「ロビーにて展示(てんじ)されます。」の「にて」はどういう意味(いみ)かと聞かれた。
彼(かれ)が習った(ならった)「に」(または「で」)で表現(ひょうげん)されていれば問題(もんだい)なかったと思う(おもう)。
実(じつ)は、これは文語体(ぶんごたい)と呼ばれる(よばれる)ことばで、簡単(かんたん)にいうと文などで使われることば。この時(とき)の意味は「に」と変わりない(かわりない)。日本語の中には文語体がたくさんある。だから、本(ほん)を読む(よむ)とすぐに文語体が目(め)に入る(はいる)。
例えばよく使う(つかう)「~である」を口語体(こうごたい)、つまり話し言葉(はなしことば)に直す(なおす)と、「~です」または「~ます」になる。ほかにも「~だ」や「~なのだ」などもよく使われる。
本やレポートなどを書く(かく)とき、文語体と口語体を混ぜて(まぜて)使うと、おかしくなってしまう。また、文語体は普通(ふつう)の会話(かいわ)で使ってもおかしくなってしまう。敬語(けいご)にもならないので、気をつけて教え(おしえ)なくては。
そうですね。文語体を教えるのは難しいですね。
返信削除上手に書くのも(←日本語でもポルトガル語でも)ちゃんと勉強しないといけないでしょう。