今年もアマゾン河(がわ)の水位(すいい)があがって、大変な(たいへんな)被害(ひがい)がでている。2009年の最高記録(さいこうきろく)まで、あと5cmだというから、あと数日(すうじつ)で上回る(うわまわる)こと間違い(まちがい)なし。
中心街(ちゅうしんがい)も水びたし |
2009年の記録(きろく)までもう少し(すこし) |
先週(せんしゅう)、同僚(どうりょう)が仕事(しごと)で必要な(ひつような)書類(しょるい)をもらいに市役所へいったら、「人がみんな洪水対策(たいさく)出払って(ではらって)いるので、来週(らいしゅう)まで時間(じかん)がかかる。」といわれたらしい。市役所もあまりにも広範囲(こうはんい)な洪水(こうずい)なので、手(て)が回らない(まわらない)のだろう。
こうした被害をうけているところは、たいてい生活(せいかつ)していくのがやっとの稼ぎ(かせぎ)がある家庭(かてい)が多く(おおく)、高級(こうきゅう)住宅街(じゅうたくがい)などは高台(たかだい)にあることが多い。
市民防衛局(しみんぼうえいきょく)も、この3ヶ月間(かげつかん)で9キロメートルにもおよぶ木材(もくざい)を援助(えんじょ)して、橋(はし)をつくったり、家をなおすのにつかったりとのこと。
しかも、この洪水によって、新たな(あらたな)問題(もんだい)もでてきた。
ここマナウスでは、まだ「ゴミを道路(どうろ)や川(かわ)にすてるのはやめましょう。」という教育(きょういく)が徹底(てってい)されていない。
だから今回(こんかい)の洪水が原因(げんいん)で、ある一部(いちぶ)の小川(おがわ)に大量(たいりょう)のゴミが押し寄せられ(おしよせられ)、7日には少なくとも(すくなくとも)60トンのゴミが市民防衛局によって取り除かれた(とりのぞかれた)。
このときの写真(しゃしん)をみると水(みず)は全く(まったく)写って(うつって)ない。水面(すいめん)はゴミだけ。
ゴミ処理中(しょりちゅう)の小川です。↓
http://www.defesacivil.am.gov.br/noticia/operacao-enchente-2012-em-manaus.-defesa-civil-am-realiza-limpeza-no-igarape-do-bairro-sao-jorge/
おそらく世界一(せかい)高い(たかい)のでは?と思われる(おもわれる)ほど税金(ぜいきん)を日ごろから払って(はらって)いるのだから、こんなときに有効に(ゆうこうに)使って(つかって)、困っている人たちを助けてもらいたい。
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