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2014年10月31日金曜日

マナウスの信号(しんごう)

ある日(ひ)しりあいの日本人から、「マナウスの信号って、よくできてるよねー。青(あお)のあと、いきなり黄色(きいろ)にならないで、一度(いちど)点滅(てんめつ)するもんね。きっとマナウス人の性格(せいかく)にあわせてあるんだろうね。」といわれた。

赤→青→青点滅→黄色→赤 の順番(じゅんばん)

思わず、「え?それって普通(ふつう)じゃないんですか。」ときいてしまった。日本ではふつう青から黄色にいきなり変わり(かわり)、そして赤(あか)になるらしい。たしかにそうだったかも…。

ここに10年(ねん)以上(いじょう)もすんでいて、そんなことを気にしたことはなかった。…というより、気づかなかった。

彼(かれ)いわく、ブラジルの信号はみんなこういうふうに変わるのかというと、実(じつ)はサンパウロやリオの信号は日本とおなじルールで色が変わるらしい。

マナウスだけ変わり方がちがうのかは、いまだに不明(ふめい)。

マナウスの人はのんびりしているが、運転(うんてん)となると人が変わったようになるといわれている。スピードをあげたり、ウインカーをあげていても入れさせ(いれさせ)なかったりする人も多い(おおい)。

なるほど。青からいきなり黄色になってしまっては、判断(はんだん)に困り(こまり)、事故(じこ)もふえるからなのかと、勝手(かって)に考え(かんがえ)てしまった。

歩行者(ほこうしゃ)にとっても、道路(どうろ)をわたるのは大変な(たいへんな)こと。マナウスは4車線(しゃせん)以上の大通り(おおどおり)が多いので、4車線すべての車を止めてわたるのは、そう簡単(かんたん)ではない。

ここ数年(すうねん)、赤い横断歩道(おうだんほどう)ができてから、歩行者がいると止まるくるまもふえたが、それでもまだまだ少ない。それにしても、どうして白黒(しろくろ)だった横断歩道を赤にしたとたん、きちんと止まる車がふえたのかは知りたいところ。

だいぶん色がはげてしまったけれど、はげる前は真っ赤な横断歩道でした。
歩行者の信号も、赤→青→青点滅→赤点滅→赤 の順番で変わる。

この順番がはたして日本のものと同じなのかは未確認(みかくにん)。今度日本にもどったら、わすれずにチェックしてみないと。