今年(ことし)もまたまた「ひなまつり」の時期(じき)がやってきた。そこで一日(ついたち)の授業(じゅぎょう)はひなまつりをすることに。
まずはひなまつりがどうやってできたかを子どもたちに説明(せつめい)。
昔(むかし)中国(ちゅうごく)の人(ひと)は手(て)や足(あし)を洗って(あらって)悪い(わるい)ことを水(みず)に流して(ながして)いた。その習慣(しゅうかん)が日本(にほん)に渡って(わたって)きたときに、日本人は手や足を洗うかわりに人形(にんぎょう)を作り(つくり)、それを川(かわ)流して悪いことを流すようになった。それから何年(なんねん)も過ぎて(すぎて)子どもたちのなかで人形遊び(あそび)がはやり、人形を川に流すのではなく、飾って(かざって)女の子(おんなのこ)の健康(けんこう)や幸せ(しあわせ)を願う(ねがう)ようになったらしい。
が、私が子どものときにこんな説明をきいた覚え(おぼえ)はなく、「三月三日(さんがつみっか)は、ひなまつり」と、伝統行事(でんとうぎょうじ)として何(なに)も考えずに(かんがえずに)祝って(いわって)きたので、この説明をきいた時とても新鮮(しんせん)に思えた(おもえた)。
今回はおりがみ担当(たんとう)の先生(せんせい)たちも、とても準備(じゅんび)が大変(たいへん)だったと思う。でも、おかげで子どもたちは大喜び(おおよろこび)。
また一年(いちねん)、みんなが元気に過ごせますように。