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2012年7月15日日曜日

ぼにーと・えあしん その2 - 森(もり)の散策(さんさく)

最終日(さいしゅうび)は自由(じゆう)だったので、森(もり)の中(なか)を散策(さんさく)するツアーに参加(さんか)した。


たくさん滝(たき)があって、入りたい(はいりたい)人(ひと)は入ることができるが、とっても寒かった(さむかった)ので、私は辞退(じたい)。


動物(どうぶつ)や鳥(とり)も人間(にんげん)におびえることなく、生活(せいかつ)している。それはここに観光(かんこう)にくる人も自然(しぜん)や動物を尊重(そんちょう)してすごしているからだと思う。

ビックリしてにげることもない

午後は市内(しない)の水族館(すいぞくかん)へ。小さいけれど、めずらしい魚がいて、おもしろかった。

カシャーラ
川にすむエイ 毒(どく)はとってある
子どもたちにエサのあげかたも教えて(おしえて)くれた
ボニートはその名(な)の通り(とおり)Bonito(きれい)な町(まち)。時間(じかん)も正確(せいかく)で、ツアーはすべて予約制(よやくせい)。自然と上手(じょうず)に共生(きょうせい)しているのがよくわかる。

マナウスもボニートのように自然と上手に生きていく方法(ほうほう)を考えて(かんがえて)もらいたい。自然と共生できれば、マナウスも、もっともっといい町になると思う。

ぼにーと・えあしん その1 - 川下り(かわくだり)

先週(せんしゅう)、休み(やすみ)を利用(りよう)して、パンタナールの近く(ちかく)にある、マット・グロッソ・ド・スウ州(しゅう)のボニート市(し)にいってきた。

マナウスからは飛行機(ひこうき)で、ブラジリアまでとび、そのあと再び(ふたたび)飛行機でカンポ・グランジ市へ。そこからお迎え(むかえ)のマイクロバスにのって4時間かけて行く(いく)。

今回(こんかい)は4泊(はく)の旅(たび)なので、ツアー会社(がいしゃ)にパックをたのんでおいた。
ボニートはちょうど冬(ふゆ)が始まった(はじまった)ところと聞いて(きいて)いたので、長袖(ながそで)の服(ふく)をもっての旅行(りょこう)となった。

いたるところにアリ塚(づか)がある
移動中(いどうちゅう)の寒さ(さむさ)にふるえながら、カンポ・グランジにつくと、迎えのバスが待っていてくれた。バスでゆられること4時間。やっとボニートについたころには、もう夜(よる)になっていた。

ボニートのお店(みせ)やレストランは朝(あさ)8時から夜(よる)11時まで開いて(あいて)いる。ついた日も疲れて(つかれて)いたが、ゆっくりと夕食(ゆうしょく)がとれた。

明けて(あけて)2日目(ふつかめ)。まずはスクリー川(がわ)下り(くだり)をした。シュノーケルを使って(つかって)約(やく)50分(ぷん)かけて、ゆっくり下って(くだって)いく。川に入る(はいる)時は汚染(おせん)しないよう、日焼け止め(ひやけどめ)クリームや虫除け(むしよけ)などをつかってはいけない。

足(あし)を床(ゆか)につけると砂(すな)が舞い上がる(まいあがる)ので足をつけないようにする

午後(ごご)は市内(しない)を観光(かんこう)。中心(ちゅうしん)に公園(こうえん)があって、ピラプタンガという魚(さかな)のモニュメントがあった。

ピラプタンガは川で一番(いちばん)見られる(みられる)
3日(みっか)目は「自然(しぜん)の水槽(すいそう)」とよばれるフォモーゾ川に入った。こちらも約40分かけて川を下る。スクリー川にくらべ、水草(みずくさ)も魚も多く(おおく)、とてもきれいだった。


この川へは行きも帰り(かえり)も15分ほど森(もり)の中をあるかなくてはいけない。色々な(いろいろ)な動物(どうぶつ)にあえるので、それもまた楽しみ(たのしみ)。

こんなところにもアリ塚が
午後は同じくフォモーゾ川でボート下り。 水が透明(とうめい)で、とっても静か(しずか)。鳥(とり)や虫(むし)の声(こえ)が聞こえて、とっても気持ち(きもち)いい。


 川下りはとっても楽しかったし、また入りたいと思った(おもった)が、一つどうしても困った(こまった)ことがあった。それは、髪の毛(かみのけ)がとてもかたくなること。シャンプーで洗って(あらって)コンディショナーを何度(なんど)つけても、髪の毛が元(もと)にもどらない。かたくてくしが通らない(とおらない)。

ガイドに聞いてみると、ここの水は石灰質(せっかいしつ)が強く(つよく)、マグネシウムもたくさん含んで(ふくんで)いるので、かたくなるとのこと。

ふと、いつも髪の毛がサラサラになるアマゾン河のことを思い出した(おもいだした)。その2につづく…。

2012年7月1日日曜日

フェスタ・ジュニーナ


先日(せんじつ)、娘(むすめ)の学校(がっこう)のフェスタジュニーナがあった。

フェスタジュニーナとはブラジルで6月に行われる(おこなわれる)、国民的(こくみんてき)なお祭り(まつり)。

もともとキリスト教(きょう)の聖人(せいじん)を讃える(たたえる)6月の祝日(しゅくじつ)に加え(くわえ)、同じ(おなじ)時期(じき)の夏至(げし)(ブラジルでは冬至(とうじ))をむかえるお祭りとしてヨーロッパで始まった(はじまった)ものが、ポルトガル植民地(しょくみんち)時代(じだい)ブラジルにも伝わり(つたわり)、伝統的(でんとうてき)なお祭りとなったらしい。

ふつう、フェスタ・ジュニーナでは田舎(いなか)の人のかっこうをする。

男性(だんせい)はわざと破れた(やぶれた)麦(むぎ)わら帽子(ぼうし)をかぶり、ギンガムチェックの シャツにやぶれたジーンズをはいて、ひげを書き(かき)、女性(じょせい)はスカートに三つあみをして、そばかすを書く。

Festa de São João (聖ジョアン)のおどり
田舎風(ふう)にそばかすをかいて、三つあみをする
ゆでたとうもろこしやとうもろこしで作った(つくった)ケーキが何種類(なんしゅるい)か売られ(うられ)、それを食べたり(たべたり)しながら、アコーディオンをベースとした音楽(おんがく)に合わせて(あわせて)ペアで踊る(おどる)のが典型的(てんけいてき)。

カーニバルとは全く(まったく)ちがった雰囲気(ふんいき)で、おどりや服装(ふくそう)も全然(ぜんぜん)ちがうが、実(じつ)はこれも大きな(おおきな)お祭り。

我が家(わがや)の裏(うら)にあるちょっと大きい公園(こうえん)でも、この時期(じき)はこの祭りがあって、週末(しゅうまつ)はとくに夜(よる)遅く(おそく)まで音楽が流れて(ながれて)いたり、ものすごい車(くるま)で混雑(こんざつ)する。

今回の娘の学校のフェスタ・ジュニーナは1クラスずつ舞台(ぶたい)に上がって(あがって)の発表会(はっぴょうかい)だった。

Tarentela(イタリア)のおどり
Portuguesa(ポルトガル) のおどり
Ciranda(ブラジル・ペルナンブコ州) のおどり
ちょうどこの時期、6月の最後(さいご)の金(きん)・土(ど)・日曜日(にちようび)は、ここから約(やく)370km離れた(はなれた)Parintinsという町(まち)でおこなわれる「Boi(牛)祭り」でマナウスももりあがるが、この日も発表会の中にBoiのダンスが入っていて、会場(かいじょう)はもりあがった。

青(あお)のチームCaprichoso(カプリショーゾ)
赤(あか)のチームGarantido(ガランチード)
 そのほか、サルサ、フラダンス、インドのおどりなど盛り(もり)だくさんだったが、午後(ごご)6時(じ)から始まった発表会、終わって(おわって)時計(とけい)を見てみると、なんと11時を回って(まわって)いた…。
インドのおどりを踊った子