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2011年11月30日水曜日

カタカナ語って何(なに)?

最近(さいきん)、カタカナ語(ご)についていけない。日本語には外国語(がいこくご)からできた日本語(にほんご)、つまりカタカナで表現(ひょうげん)される言葉(ことば)がある。

例えば(たとえば)、英語(えいご)からできた日本語では、ストレス(stress)、インターネット(internet)といった名詞(めいし)がある。形容詞(けいようし)のナーバス(nervous)、ソフト(soft)、よく使う(つかう)ハンサム(handsome)も全て(すべて)英語からできた日本語で、「ナーバスな」「ハンサムな」というように、ナ形容詞として使うことも多い(おおい)。

動詞(どうし)では「チャレンジする」というように、日本語とまぜて使う(つかう)ものもある。

外国人の名前(なまえ)も漢字(かんじ)の名前でなければカタカナで書く。

日本語そのものをカタカナで書くものもある。例えば、ケータイ(携帯電話(けいたいでんわ))なんて、今(いま)普通(ふつう)に使って(つかって)いる。

先住民族(せんじゅうみんぞく)であるアイヌのことばからできた動物(どうぶつ)の名前(なまえ)なんかもよくカタカナ語で表して(あらわして)いる。

でも、英語よりもっと前に日本に入ってきたのが、ポルトガル語とオランダ語らしい。だから、ポルトガル語からできたカタカナ語もある。例えば、パン、ビードロ、カッパ、ボタンなどなど。

こうして考えてみるとおもしろいけれど、すごい勢い(いきおい)でカタカナ語が増えて(ふえて)きているから、やっぱりついていくのが大変(たいへん)。でも、本当(ほんとう)にこんなに必要(ひつよう)なのだろうか?日本語で表現できることもカタカナ語で片づけて(かたづけて)いないだろうか???時々(ときどき)、カタカナ語の意味(いみ)がわからなくて、「この言葉の意味って何?」と日本語で説明(せつめい)してもらうことがある。少し(すこし)説明が長く(ながく)なっても、始め(はじめ)から日本語で表現してもらえるとありがたいと思って(おもって)しまう。

カタカナ語の役立つ(やくだつ)サイト見つけました!↓
http://homepage2.nifty.com/katakanaEnglish/

気(き)をつけた方(ほう)がいいカタカナリストも載って(のって)いました。英語圏(えいごけん)の人に教える(おしえる)時(とき)は要注意(ようちゅうい)!↓
http://katsu.watanabe.name/english/katakana.html

2011年11月29日火曜日

子どもクラス終了式(しゅうりょうしき)

26日は子どもクラスの終了式(しゅうりょうしき)だった。


いつもは成績表(せいせきひょう)をわたして、簡単な(かんたんな)ゲームを日本語でするだけなのだが、今回(こんかい)はクリスマスをテーマにうた、おりがみ、クリスマスカードを作って(つくって)、最後(さいご)に軽食(けいしょく)を食べた(たべた)。

子どもたちはこういったイベントが大好き(だいすき)。母(はは)の日のカードや父(ちち)の日のカードも一生懸命(いっしょうけんめい)作る。


一見(いっけん)、こうしたイベントはあまり大事(だいじ)ではないように見えるかもしれないが、子どもでも大人(おとな)でも、日本語(にほんご)勉強(べんきょう)しているからこそ、日本語を使って(つかって)何か(なにか)を自分(じぶん)で作り、喜び(よろこび)を感じる(かんじる)ことが大事(だいじ)だと思う(おもう)。


先生(せんせい)たちもがんばりました。ごくろうさま。


よくできました!

2011年11月20日日曜日

ぶらじりあ・えあしん その2-なつかしき友人(ゆうじん)&観光(かんこう)!

先日(せんじつ)のブラジリア滞在(たいざい)で、ひさしぶりにJICA青年(せいねん)ボランティア時代(じだい)の同期(どうき)、さおりちゃんに会った(あった)。実に(じつに)10年ぶり。

彼女(かのじょ)もブラジリアに住み(すみ)つき、同じく(おなじく)日本語教師(にほんごきょうし)をしている。


首都(しゅと)のブラジリアは、実(じつ)は日本人にもあまりよく知られて(しられて)いないと思う(おもう)。ブラジリアは、ブラジルのちょうど真ん中(まんなか)あたりに位置(いち)する、官庁(かんちょう)や各国(かくこく)の大使館(たいしかん)が並ぶ(ならぶ)完全な(かんぜんな)計画都市(けいかくとし)。さすが有名な(ゆうめいな)建築士(けんちくし)が設計(せっけい)したただけあって、街並み(まちなみ)はとてもおしゃれ。街を一回り(ひとまわり)するだけだったら、恐らく(おそらく)車(くるま)で半日(はんにち)かからないのではないかな?

国会議事堂(こっかいぎじどう)
カテドラル・メトロポリターナ大聖堂(だいせいどう)
聖堂の中(なか)
こちらにしかないフルーツで作ったアイスキャンディー(このうちおいしいと思ったのは2本だけだったけど…。)

気候(きこう)はマナウスと反対(はんたい)の乾燥地帯(かんそうちたい)だと聞いて(きいて)いたので、暑く(あつく)ないだろうと日焼け止め(ひやけどめ)もぬらず到着(とうちゃく)したのが失敗(しっぱい)。ものすごい日差し(ひざし)で、一気(いっき)に首元(くびもと)が赤く(あかく)なってしまった。でも、やっぱり札幌(さっぽろ)出身(しゅっしん)の私にはこの乾燥地帯が心地(ここち)よくてたまらなかった。

生徒(せいと)の引率(いんそつ)で行ったので、観光(かんこう)する時間(じかん)はほとんどなかったが、短い(みじかい)時間(じかん)でさおりちゃん一家(いっか)がいろいろな所(ところ)を見せてくれた。


さおりちゃんのだんなさん(アレサンドロさん)が、日本語で冗談(じょうだん)ばっかり言う(いう)ので、笑い(わらい)をこらえるのが大変(たいへん)だった~。

さおりちゃんの子どもたちは美男美女。よしよし。

たった一日の滞在で、あまり一緒に(いっしょに)話す時間がなかったのが残念(ざんねん)。マナウスからは離れて(はなれて)いるけれど、ここブラジルで同じ志(こころざし)をもってがんばっている友人(ゆうじん)を久々(ひさびさ)に見ることができて、自分(じぶん)も元気(げんき)になった。ありがとう。

2011年11月15日火曜日

ぶらじりあ・えあしん その1-全伯弁論大会(ぜんはくべんろんたいかい)

12日の早朝(そうちょう)マナウスを経ち(たち)、13日の全伯弁論大会に参加(さんか)するマナウス代表(だいひょう)の生徒(せいと)二人(ふたり)を引率(いんそつ)して、首都(しゅと)ブラジリアへ行ってきた(いってきた)。

今回(こんかい)、参加(さんか)したのは13人。 そのうち5人が日系人(にっけいじん)だった。

こちらは慧(けい)くん。マイクは持っても(もっても)持たなくても自由(じゆう)だったので、彼は持ってスピーチ。


そしてこちらははるみちゃん。ちょっと緊張(きんちょう)ぎみ。


ちょうど8年ほど前(まえ)、リオの全伯大会で日系の血(ち)が混ざっていない(まざっていない)ブラジル人が司会(しかい)をしていたのを見て、ショックを受けた(うけた)。日本語での司会は当然(とうぜん)日本人がして当たり前(あたりまえ)だと思っていたから(おもっていたから)。そのとき、あと10年もすれば、非日系人(ひにっけいじん)の先生がふえるんだろうなぁと思った。

今までたくさんの生徒(せいと)が全伯大会に出場(しゅつじょう)した。テレザさんは特別賞(とくべつしょう)をもらった。今も日系企業(きぎょう)に勤めて(つとめて)日本語を使っている(つかっている)。ガブリエル君は努力(どりょく)した結果(けっか)、「きれいな日本語賞(しょう)」をもらった。チアゴ君は非日系人だったが、すばらしいスピーチを終え(おえ)、日本往復航空券(にほんおうふくこうくうけん)をもらった。アメリカ経由(けいゆ)の航空券だったので、首都ブラジリアまでアメリカのビザを取りに(とりに)行かなくてはいけなかったが、結局(けっきょく)、ビザを取りに行く問題(もんだい)を解決(かいけつ)することができず、悔し(くやし)ながらも日本行きを断念(だんねん)した。ハファエル君はすばらしい発音(はつおん)で、ほかの地域(ちいき)の先生からも絶賛(ぜっさん)を受けた。今では同じ日伯で先生をしている。

みんなとっても熱心(ねっしん)で、色々な(いろいろな)ことを教えて(おしえて)もらった。弁論大会は先生と生徒の二人三脚(ににんさんきゃく)。どちらかが努力(どりょく)を怠って(おこたって)しまったら、すべてが無駄(むだ)になってしまう。今回、日伯協会の健(けん)先生(校長先生(こうちょうせんせい))から、再び(ふたたび)こうして全国(ぜんこく)のレベルを見るチャンスをいただいて、本当にいい勉強(べんきょう)になった。

今回は日系人と非日系人が半分(はんぶん)ずつの受賞(じゅしょう)。マナウスの二人は受賞できなかったけど、きっといい経験(けいけん)になったはず。 これにめげず、また挑戦(ちょうせん)してほしい。


 おつかれさまでした。


2011年11月9日水曜日

マナウスで太鼓(たいこ)の授業(じゅぎょう)

この前(まえ)の太鼓(たいこ)のワークショップの動画(どうが)をやっとアップ。

教えて(おしえて)くださった箕輪(みのわ)先生は、とっても明るい(あかるい)方(かた)で、一日(いちにち)8時間(じかん)にわたるニ日間(ふつかかん)の集中講座(しゅうちゅうこうざ)も、生徒(せいと)たちが楽しく(たのしく)受講(じゅこう)していた。

まずは練習風景(れんしゅうふうけい)。この曲(きょく)は8時間(じかん)くらい練習したらしい。
もちろん経験者(けいけんしゃ)もまざっているが、初心者(しょしんしゃ)をたった8時間(じかん)でここまでたたけるようにしてしまう箕輪先生には舌(した)を巻く(まく)。



こちらは2時間(じかん)しか練習(れんしゅう)していないらしい。


短時間(たんじかん)で生徒(せいと)をあきさせずに訓練(くんれん)するって、とっても難しい(むずかしい)。さすがベテラン箕輪先生。あっぱれ。貴重(きちょう)な授業(じゅぎょう)をどうもありがとうございました。

2011年11月6日日曜日

日本文化週間(にほんぶんかしゅうかん)開始(かいし)!

先週(せんしゅう)から領事館(りょうじかん)主催(しゅさい)の日本文化週間(にほんぶんかしゅうかん)が始まった(はじまった)。

昨日(きのう)は茶道(さどう)のデモンストレーション。デモをしたのは裏千家(うらせんけ)の先生(せんせい)、で、実(じつ)は私の母(はは)。



日本語学校)(がっこう)が終わって(おわって)すぐデモが始まったので、来て(きて)くれた生徒(せいと)もたくさん。

同じ(おなじ)時間(じかん)に太鼓(たいこ)のワークショップもやっていた。こちらは娘(むすめ)が参加(さんか)。


太鼓の先生(箕輪(みのわ)先生)とお話(おはなし)させていただいたときに、「茶道も経験(けいけん)があるかたは多くても(おおくても)、なかなか極める(きわめる)方は少ないようですね。私も含めて(ふくめて)。」というと、先生から「太鼓の世界(せかい)も同じです。」というお答え(こたえ)が返ってきた(かえってきた)。

伝統文化(でんとうぶんか)を教える(おしえる)人が少なくなってきている中、こうした機会(きかい)に少しでも(すこしでも)多くの人が日本の文化に慣れ(なれ)親しめれば(したしめれば)いいなと思う(おもう)。